暗い世界に 僕はひとり
音が聞こえる ノイズのように
刻むリズムは ずっと一定
僕はそろそろ 飽きてきたんだ

壁が崩れて 音が歪んで
光が射して 声が聞こえて
むりやり瞳 こじ開けられた

「ヒステリックな音楽鳴らして
メトロノームを一緒に壊そう
機械的な日常ばかりを
繰り返すのはつまらないでしょう?
低音sound 響かせちゃおう」


紅い太陽 久々に見た
音が聞こえる 歓声のようだ
響くリズムが 心地よくて
こんな世界を 僕は知らない

何か欲しくて 腕を伸ばして
地面踏みしめ 足で蹴りつけ
声のするほう 視線を向けた

「狂ったように 鳴り響いてる
迷うくらいのメロディーが聞こえる?
同じ音は 1つもないんだ
胸の高鳴り 気づいているなら
高音voice 叫んでみよう」


「君は誰なの?」
「当ててごらんよ」
「わからないから 聞いているんだ」
「求めてないで 自分でつかめ!」

ヒステリックな音楽鳴らして
メトロノームはそこに置き捨て
僕は歌う オリジナルソング
永久の五線譜 尽き果てないから
「good-bye dull, welcome fever!」





          08.10.25
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