僕が好きだと言ったテレビ番組を
君も好きだと言ってくれた。
ただそれだけのことが嬉しかった。

あの番組が終わったのと
君がいなくなったのは、
どちらが先か覚えてはいないけれど。

09.10.08
***


僕が今生きていること自体が
君がいなくても生きていけるということの
何よりの証かもしれない

09.10.08
***


「君がいなくても大丈夫」
そう胸を張って言える私になりたいのに、

なりたいのに、

09.10.12
***


君の瞳に映りたいなんて思わない。
私の視界の、それもほんの隅っこにいてくれるだけでいい。
そんな些細な願い事すら叶わないのに、何を願えというのだろう。

09.10.18
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後ろから声がしたの。
振り向きたくて、
でも振り向けなくて、
足早に坂を下って、
そこから離れて、
ようやく振り向いた先は、
暗闇のせいで何も見えなくて、

09.10.22
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今はもう笑えない君のぶんもに笑うから
今はもう泣けない君のために泣くから
どうか君だけは幸せに眠っていて

09.10.31
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かりそめの幸せは
いつまで続くだろう

09.11.21
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君の声が聞きたくて
留守電にすら
縋りついてしまう私を
嘲笑ってほしい

09.11.24
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僕をこんなにも惨めな気持ちにさせてくれる君が好きで好きで堪らない

09.12.02
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愛してくれなくていいから
ただ僕に愛されていてほしい

(…ここにいてよ)

09.12.03
***



          
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